書評

僕の愛着スタイルが【不安定型】になった原因を、『愛着障害』から考えてみた

 

先日、『愛着障害』という本を読みました。

帯をみて、ピンときました。

この本は、自分のことを指していると。

本の中には、さまざまな偉人の、体験談がでてきます。

ただ一般人の例は、ほぼありません。偉人の例も、極端な例が多いです。

そこで一般人として、僕の体験談を加えておきたいと思います。共感した方には、ぜひ一読してもらいたい本です。

診断テストの結果:回避型 > 不安型 = 安定型

『愛着障害』の巻末にある、【診断テスト】のスコアを記します。

※不安と回避を合わせて、不安定型とよびます。

安定
不安
回避 11

 

  • 10以上が強い
  • 2番目に高いスコアが5以上なら、それも無視できない

 

すべてのスコアが5以上、という結果でした。

【回避型】ですが、不安型と安定型もあわせもつ、ややこしいスタイルですね。

本に従えば、「回避ー安定型」になります。

 

なぜ愛着スタイルが【不安定型】になったのか

原因は主に、小さい頃の人間関係にあります。

両親との関係

僕はシングルマザーの元で育ちました。

父親の記憶は、ほとんどありません(離婚後も、小2くらいまで会っていたはずなんだけど。記憶から消したのかも。)

ただ母親と口喧嘩している様子を、うっすらと覚えています。

 

分かりやすいイベント(父親との離別)があるので、愛着に問題を抱えたのは、コレが原因と考えてよさそうです。

ただ母親との関係は、良好でした。そのため、安定型のスコアも高いのだと思います。

 

この本を読むまでスッカリ忘れていたのですが、小さいころ託児所や、祖母に預けられていました。母親との触れ合いが、足りなかったのかも。それも原因かもしれません。

 

母は、少し感情的な人でした。

大きな喧嘩は無かったですが、些細なことですぐに怒る人。

後になって「何で怒られたのか」、よく分からないことも多かったです。シングルマザーなので忙しく、イライラしていたのかもしれません。

 

『愛着障害』の中で、「ヘミングウェイ」の例がでてきます。

どこか子どものためというよりも、自己満足のためというニュアンスが濃かった。

 

母に対し、不思議に思っていること。それは、「放任主義」なことです。

母はシングルマザーでありながら、僕を「私立の中学・高校・大学」に入れています。

大学は奨学金を借りましたが、それでも月10万円の仕送りをもらいました。金銭的に、かなりキツかったでしょう。

 

経済的に無理をしてまで、私立の中学に入れました。

にもかかわらず、僕の学校の成績には、ずっと無関心なのです。母に「勉強しろ」と「ほのめかされる」ことさえ、一度もありません。

成績は、下から数えた方がはやいくらいだったのに。

「僕を信じてくれていた」部分も、大きかったと思います。

また、「あまのじゃく」な性格を見抜いていたこともあるでしょう。「勉強しろ」と言われたら、僕は勉強しません(笑)

結局、そこそこレベル高めの大学に入学したので、母の戦略は、成功しています。

 

ただ「ヘミングウェイ」の母のように、自己満足もあったと思います。

「シングルマザーだと舐められたくない」と母はよく言っていました。

「シングルマザーでありながら、自分の子供を私立の学校に入れる」ことが、母にとってステータスだったのです。

 

親の愛着スタイルが子供に伝達されやすいということである。

母も、回避型だったのかもしれません。

 

それでも、母には大いに感謝しています。平均からみれば親子関係はむしろ良いくらいです。

そのため、【安定型】のスコアも高いのだと思います。

あまり干渉されないことが、【回避型】の僕には、心地よかったのかもしれませんね。

 

幼少期の、人間関係

他の『愛着障害』の方とおなじく、小さいころは、よく問題を起こしました。

喧嘩っ早い子供で、しょっちゅう職員室に呼び出されました。

 

喧嘩をするからには、僕なりの理由はありました。もちろん小学生なりの、幼稚な理由です。

ただよく問題を起こしたため、とりあえず僕が悪いことにされました。あまり僕の言い分を、聞いてもらえなかった。

「僕が悪い」方向に持っていこうとする、同級生もいました。

 

これが【回避型】になった第2の要因でしょう。できるだけ、人間関係を避けるようになりました。

【人間関係リセット症候群】の【原因】は○○かもしれない 

にも書いた通り、人間関係をリセットするのが癖になっています。「人はいざという時に、裏切る」と感じているのです。

 

ただ「盗み」などの社会的な違反は、けっしてしませんでした。妙にバカ正直な子どもで、「信号無視」なんかできないタイプ。

今でもその影響で、「マナーの悪い人」に対し、異常なまでの怒りをみせます。

例えば、、

  • 歩きスマホ
  • 歩きタバコ
  • 公共の場で騒ぐ人
  • 傘ブンブン丸

(世の中の人は、僕ほど、彼らに怒ってないんだろうなぁ)

彼らに対する怒りも、本の言葉を借りれば「非機能的な怒り」かもしれません。怒っても、どうにもならないですから。

(ちょっと違うかも? そしてHSPの影響もあります。)

 

『スノーボール』を思い出した

『愛着障害』に登場するたくさんの偉人の中に、投資家ウォーレン・バフェットも加えてみたいと思います。『スノーボール』はバフェット公認の、伝記です。

 

バフェットも若い頃は、悪いことをしていました。ゴルフボール盗んだりね。

人間関係に、かなり苦労してきたことも分かります。

 

バフェットも、お母さんとの関係がよくありませんでした。感情的な人だったようです。

本の中では「癇癪をおこす」と表現されています。お母さんのせいで、ビジネス以外には自信がもてなかったのだそう。

 

「精神的にもろかった」とバフェットもいう。神経衰弱寸前でおどおどしていた。「自分は変で、社会に適応していないと思っていた。なによりも、人生の巡航速度が見つかっていなかった」

 

バフェットも『愛着障害』だったと思います。

お金とビジネスに執着したことも、愛着の問題かもしれません。ジャンクフードも大好きですし、健康に気を遣わないのも似ています。

↓記事も参考にしてください

人間関係をリセットする癖
【人間関係リセット症候群】の【原因】は〇〇かも ー 癖を直すには? 今回は、【人間関係リセット症候群】の【原因】について考察してみます。 人間関係リセット症候群は病気?:ネット...

 

「偉人に『愛着障害』が多い」ことは、大きな希望になりますね。

 

【不安定型】は、ますます増えていく。

 

両親の離婚。シングルマザー。

今の時代では、別にめずらしいことでも無いでしょう。

 

不安定型は、今後ますます増えていくと思います。現代病といっても良いかもしれません。

なんとも生きづらい性格です。できれば治したい。

今後の人生の中で、「安全基地となる存在」に出会えるといいな。

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