書評

【書評】『影響力の武器』の要約と、ブログアフィリエイトへの利用法

 

『影響力の武器』が神書だったのでご紹介。

「要約」 ⇒ 「ブログ・アフィリエイトへの利用法」

の流れで記事を書いています。

 

5分で分かる!『影響力の武器』の要約

 

人間には、複雑な世界のなかで、すばやく決断を下せるように、「自動的反応」がプログラムされています。

このプログラムのおかげで、「時間をかけてじっくりと考える」手間を省くことができるのです。

 

人間が生き延びてきた過酷な自然環境を考えれば、このプログラムは、価値のあるモノだったのでしょう。

もちろん、現代でも多くの場合に、うまく働きます。

 

ところが、このプログラムを「自分の要求を通す」ために利用することもできるのです。

著者はそれらをを、6つにまとめて「影響力の武器」としています。

以下は6つの武器をご紹介。

 

返報性

 

人に何かをもらうと、相手にお返しをしたくなる」性質のこと。

無料サンプルや、デパ地下の試食なんかに使われています。

この性質のおかげで、人は安心して「交易」ができます。言い換えれば、「返報性」は「交易」のためのプログラムです。

 

コミットメントと一貫性

 

1度自分の立場を明確にすると、その立場を維持しようとする」性質です。

「コミットメント=立場を明確にすること」です。

 

僕たちは「言動が一貫している人」を好みます。

逆にいえば、「自分自身も一貫したい」と願っているわけですね。

それを利用する方法です。

 

コミットメントが効果を増すのは、

①行動を含む ②人前で行う ③努力・苦労を要する ④「自分で決めた」と感じる

4つの場合です。特に④が効果的。

 

社会的証明

 

僕たちは判断を下すときに、「周囲を見渡し、他人の行動を参考にする」性質のこと。

 

特に「①状況が不確実」である場合に、「②自分と似ている」人と同じ行動をとります。

 

例えば災害時には、周りをキョロキョロ見回して、みんなと同じ行動をとろうとします。

(ただし、みんなの行動が正しいとは限りません)

 

好意

 

好意を抱いている相手の要求をのみやすい性質があります。

これは分かりやすいでしょう。

 

僕たちが好意を抱く相手は、

①外見が良い ②自分と似ている ③なじみがある人(快適な環境に限る) です。

 

そして好意を抱かせる方法は、

④称賛する ⑤好意的なモノと自分を結びつける の2つです。

 

「⑤結びつける」の好例がCMです。

芸能人やスポーツ選手をCMに使い、彼らの好感度を自社の商品と結び付けようとしているわけです。

 

権威

 

権威者の言うこと = 正しい と感じてしまう」性質があります。

 

権威付けに特に有効なのが、

①服装 ②肩書き ③装飾品(車など) の3つです。

 

例えば、白衣を着た医者がテレビに出てきたら、その人の言うことを信用してしまいがちですよね。

それは①服装(白衣) ②肩書き(医者、○○の専門医) の2つが利用されています。

 

だけど、もしかすると「コスプレをした役者」なのかもしれませんよ・・?

 

希少性

 

希少なモノ = 価値がある と思い込む」性質です。

 

なるほど。経験的には、多くの場合に正しいですね。

 

実は「心理的リアクタンス」という効果も、背景にあります。

「やるな。」と言われたら「もっとやりたくなる。」

制限されると、もっと欲するようになる性質のことですね。

 

例を挙げるとキリがないくらい、僕たちの周りでは乱用されています。

「他では手に入らない!」

「ココだけ!」「限定100個!」

「今だけセール!」

 

希少性が効果を発揮するのは、

①新たに制限された場合 ②競争が生じている場合 の2つでした。

 

【書評】『影響力の武器』のブログ・アフィリエイトでの利用法

僕はまだまだブログ初心者ですが、利用方法を考えてみました。

自分用のメモもかねて、考えたことを記しておきます。

 

もしブログ歴が長い方が『影響力の武器』を読めば、僕よりずっと多くの利用法を思いつくでしょう。

 

「返報性」の利用

 

返報性は、「相手にお返ししたくなる性質」のことです。

 

出し惜しみをせず、ガンガン有益な情報を与える

 

有益な情報は、できるだけ無料で発信しましょう。

「これは有料noteで・・」なんて考えていると、誰も見向きもしません。(ある程度は必要でしょうが)

無料で情報を発信することで、相手も「お返し」してくれるでしょう、商品の購入という形で。

 

 

積極的に絡む

 

初心者ブロガーに、特に有効だと思います。

 

例えば、他人のブログを読んで、感想をツイッターで送る。

リツイートして拡散してくれるかもしれませんし、相手も「お返し」で、あなたのブログを読んで拡散してくれるかもしれません。

「称賛」すれば、「好意」にも繋がりますし、一石二鳥です。

直接的ですが、投げ銭もアリですね。

 

湯川あやと
湯川あやと
僕に絡んでくれてもいいのよ? (チラ

 

一度、拒否させる

 

「譲歩」の返報性です。

「コントラスト効果」との相性がバツグンです。

詳しくは、『影響力の武器』を参考にしてください。

 

これはアフィリエイト記事に、モロに使えるテクニックでしょう。

 

例えば「プログラミングスクール」を訴求 ⇒ 「高すぎる・・(読者が拒否)」 ⇒ 「安価サービス」を訴求 という流れですね。

こちらが譲歩することで、相手にも譲歩してもらいます(譲歩の返報性)

 

スクールへのリンクを貼っていませんが、↓の記事で無意識に似たようなことをやっていました。

【Python】スクールに入る前に、月2,980円の「PyQ」を知って欲しい これからPythonを学びたいと思っている皆さん、こんにちは。 最近ではIT人材の不足が叫ばれ、小学校でもプログラミング教...

スクールへのリンクを貼って、あくまで”読者に拒否させる”方向に書き換えれば、「拒否されたら譲歩法」へと変わりますね。

 

「コミットメントと一貫性」の利用

 

1度自分の立場を明確にすると、その立場に一貫した行動をとる」性質でした。

 

記事の最初で、疑問を投げかける

 

「○○にお困りではありませんか?」

どこかで聞いたセリフですが、これもコミットメントを引き出そうとしているんでしょうかね・・

 

アフィリエイトにも使えると思います。

最初に「困っている」という立場を明確にさせることで、その後にセールスする商品が必要だ、と思ってもらうわけです

 

想像力しだいで、いくらでもバリエーションは生まれます。

『影響力の武器』の中では、トリッキーな方法も紹介されています。

 

承諾先取り方

詳しくは本をお読みください。

これもアフィリエイトに、そのまんま使えます。

まず有利な条件を提示し、「買う」という決断をさせます。

そして後から「不利な条件」を提示。

 

先に「買う」と決断しているので、「不利な条件」を提示されても「買う」立場を一貫して取り続けるわけです。

 

湯川あやと
湯川あやと
・・とりあえず「メリットは先に持ってくる」ことを意識すれば良いかな。

早い段階で、「買う」と決断してもらうことですね。

 

月額サービス

月額サービスなどの、サブスクリプションも、「コミットメントと一貫性」を利用していると思います。

1度利用し始めたら(コミットメント)、一貫性を保とうとして、使い続けるわけです。

 

ある程度の自己ブランドがあることが前提ですが、noteの月額マガジンや、ブロマガなど。

ブロガーなら、検討しても良いでしょう。

 

 

いくつかの選択肢を、用意しておく

 

コミットメントの効果を高める4番目の方法、「自分の責任で決めさせる」ですね。

複数の選択肢を用意することで、「自分の頭で考えて、選んだ」感覚を与えて、納得させることができます。

 

例えばVODならば

Hulu Netflix U-Next などを比較して、メリット・デメリットを書いていきます。

よくある記事ですが、いくつかの選択肢を用意することがポイントですね。

 

そしてVODは月額サービスなので、後は一貫性を保とうとして、しばらく使い続けてくれることでしょう。

 

・・アフィリエイターには、最初の1度しか利益となりませんが(笑)

 

「押し付けられた感」が無いだけでも、利用価値はありますけどね。

いやぁ・・ サブスクリプションってよく出来てますね(笑)

 

ブロガーにとってのデメリット

 

ブロガーが注意すべきなのは、「自分自身に、悪い方向に効いてしまう」可能性があることです。

 

例えば「仮想通貨は最高!!」とブログで宣言しておいて、後から考えが変わったとします。

(誰かの顔が、思い浮かびそうです)

 

ここで「多くの人たちに」「【書く】という行動を伴って」、強力にコミットメントしています。

なので、簡単に立場を変えられないんですね。(一貫性)

 

人間なので、考え方が変わるのは当たり前です。

「ブロガー」としては一貫性を保つのも良いかもですが、人間的な「自己成長」を考えると、悪影響ですよね。

 

対策としては

・(少なくともその時点では)自信を持っている言葉しか、発信しない

・間違えに気付いたとき、考えが変わったときには、正直に告白する。(誠実性を示し「好意」に変える)

ことが挙げられます。

 

 

「社会的証明」の利用

 

社会的証明は、「みんがやっている事=正しい」と考える性質のことでした。

 

経歴をしっかりと書く

 

紹介する商品の中身は、買い手にとっては品質が「不確実」なものです。

そのような状況においては、自分と「類似」している人と同じ行動をとるのでしたよね。

 

そこで、自分のプロフィールや経歴を、しっかりと書いておくことが重要だと思います。

「この人は、自分に似ている・・!」と思ってくれれば、買ってもらいやすくなります。

これは「好意」にもつながりますから、しっかりと書きたいところ。

 

ネット上では「権威」ばかりに目がいきがちですが、「類似性」なら凡人でも勝負できます

 

Twitterプロフィールに「月7桁稼いだ‼」的な、記述が多いですが・・(しかもフォロワーが少ない)

怪しさ満載です(笑)そんな簡単に稼げないよね。

「権威」を利用しているのでしょうが、情弱以外には逆効果ですよ。

読者はそんなにバカではありません。

 

みんな使ってるよ

 

↓の記事で無意識に、使っていました(笑)

【大満足】ココナラでブログ/SNS用に似顔絵アイコンを描いてもらった話 ココナラで新しい似顔絵アイコンを描いてもらいました!!! 超絶気に入りました。 ココナラ、まじでオススメです。 ...

 

引用すると、

会員数は100万人を、取引件数は300万を超えています。

たいていのブロガーさんは、ココナラで描いてもらっているみたいですね~

 

1文目は「権威」にもなっています。

 

小さな子供が、お母さんに「おもちゃ」をねだる時、

「みんな持ってる」「○○ちゃんも持ってる」とセールスしますよね。

立派な「社会的証明」です。

もしかしたら僕らは、経験的に「相手に要求をのませる方法」を学習しているのかもしれませんね・・

 

口コミを載せる

 

アフィリエイターさんの記事をみていると、ツイッターで拾ってきた口コミを、記事に貼り付けている方が多いですね。

「~の口コミは? 評判を調べてみた」的な、お決まりのタイトルもあります。

 

「あなたと同じフツーの人たちが、この商品を称賛していますよ」ってメッセージですね。

個人的には、「わざとらしい」と感じますが。

 

 

はい。

 

 

「好意」の利用

ブロガーにとって、1番大事なのは「好意」ですね。

みなさんも、好きなブロガーやインフルエンサーを思い浮かべてください。必ず「好意」を抱いているはずです。

 

ただ本に載っているのは、「対面」での話なので、そのままでは使いにくいです。

そして6つの武器の中でも、唯一「フワっ」としている感じがありますね。

 

「テクニック」を考えるよりも、「どうすれば読者に喜んでもらえるか」と、シンプルに考えた方が良いと思います。

誠実」であることも、大切ですね。

いずれにせよ、「好意」は一朝一夕に抱いてもらえるようなモノではない気がします。特に顔の見えない、ネット上では。

ただ「類似性」と「称賛」については、簡単に実践できそうです。

 

ちなみに「好意」については、ゆうこすさんの『共感SNS』が参考になります。

 

 

ゆうこすの本『共感SNS』を、ツイッター運営に生かそうと思う 今回はゆうこうすさんの本、『共感SNS』を読んで、 今後のツイッター運営について考えた話です。 ゆうこす...

 

 

 

「権威」の利用

 

E-A-T

 

Googleセンパイが重視する「E-A-T」から考えると、「権威」はSEOに直接に響く部分です。

ちなみに

Expertise(専門性)
Authoritativeness (権威
TrustWorthiness (信頼)

の頭文字です。

 

いつかは、「自分は○○の専門家」「湯川あやと、といえば○○」といえるように頑張りたいですね。

 

 

会社名の権威を使う

 

AmazonサービスやApple製品は、それ自体に強い「権威性」があります。

 

そのため初心者ブロガーにでも、売りやすい。

自分自身に「権威」が無いならば、それ自体にブランド力がある商品を売れば良いわけです。

(そのうちiPadとかAmazon Primeの記事を書こうかな)

 

もちろん世界的企業でなくとも、

「一部上場企業」とか書くだけでも、信頼性は増すと思います。

 

「希少性」の利用

 

セールスを知らせる

 

「セールス」を行っているか、こまめにチェックし、記事に書き加えておくと良いですね。

ただすべてを、終了時期まで把握して管理するのは難しいです。

ツイッターで過去記事のリンクを貼りつつ、告知するのが良いかもしれませんね。

 

↓ブログ用につぶやいたので、テキトーですが(笑)

「○月○日まで」「明日まで」と書き加えればなおよし。

 

※過去のツイートです。現在キャンペーンをやっているかどうかは、公式サイトをご確認ください

Amazonは頻繁にセールをやっているので、使いやすいかと思います。

「権威」もありますし。

 

他では手に入らないことを知らせる

 

「当店限定!」「ココだけ!」タイプの訴求です。

 

↓例えばこんな感じでどうでしょうか?

 

湯川あやと
湯川あやと

他にもセールス本はたくさんありますが、『影響力の武器』は「たった6つ」に厳選しているのが素晴らしい。

たくさんテクニックを知っていていも、使えなければ意味がありません。

最小限だからこそ、記憶しておけます。そして自分なりに応用することも可能なのです。

6つにまで厳選し、その1つ1つを、ここまで掘り下げて説明している本は、『影響力の武器』くらいだと思います。

 

『影響力の武器』:正しく使う分には、問題ない

 

本の中では、カルト集団の例をはじめ、怖い話もたくさん出てきます。

それと同時に、募金やエコのための好ましい利用例も、紹介されています。

 

「6つの自動的反応」は、人類の長い歴史の中で培われたプログラムです。

人間にとって必要な性質なのです。

 

そこを刺激することは、決して「悪」ではありません。

第8章にある通り、「搾取的」に使うことがダメなのです。

 

包丁は料理に使えますが、人を刺すことにも使えます。

要は「使い方」の問題です。

 

言葉の持つ力は絶大だからこそ、高い倫理観を持って使うべきですね。

「搾取」に使おうと思っている方は、この本を手にしないでください。

 

******

原書初版は1985年に出版されて、2014年に第三版が日本で出版されています。

多くの人に読み継がれた、ロングセラーとなっています(社会的証明)

著者は、アリゾナ州立大学心理学部の、名誉教授です(権威)

 

本当に良い本で、すべての方にオススメできる本となっています。

↓画像をタップすると、Amazonへ飛びます。

・・本なんて利益うっっすいのに、7000文字も書いてしまいました(好意・返報性)

それくらい良い本です。

 

本を読みながら、ずっと「あーっ・・なるほど」と唸ってました。ヤバい奴ですね(笑)

次は『実践編』も読みたいです。

 

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影響力の武器は、かなり分厚い本でして、文字が小さいうえに400ページ以上もあります。

 

決して読みにくわけではなく、むしろ読みやすいのですが・・

本を読む習慣が無い人には、ハードルが高いと思います。

 

その場合は、時短読書ツール「flier」で要約を読むことからスタートしてみてると良いでしょう。

執筆時点では、『影響力の武器』の要約もあります。

 

先に要約を読んでおくと、最初に全体像が入っているので、とっつきやすいですよ。

「読書習慣をみにつけたい!」って方の、最初の一歩としてもオススメです。

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ついでに、記事の中で紹介した「Kindle Unlimited」もオススメしておきます。

月額980円で、初月無料です。

本を読む習慣がある人なら、まず損をしないサービスですよ。

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Twitter @AyatoYukawa

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