書評

「何をしたらいいかわからない」原因は、選択肢が多すぎること

 

「何をしたらいいのか分からない」

そんな悩みを抱えている人は、多いと思います。

今回は原因を一緒に考えつつ、最後にオススメの本を1冊、ご紹介します。

 

結論からいうと、「何をしたらいいのか分からない」原因は、「選択肢が多すぎて、選べない」ことです。

 

選択肢が多すぎる現代:何をすべき?

mazeqimono / Pixabay

 

「何をしたらいいかわからない」は、現代特有の悩みです。

原因は【選択肢が多すぎること】

ある意味、ぜいたくな悩みなのです。

それを理解するために、少しさかのぼって、考えてみましょう。

 

狩猟採集の時代を、想像してください。

人間が気にしていたのは、「明日の食糧」くらいです。

「何をしたらいいかわからない」なんて悩みは、無かったはずです。その日暮らしの、生活をしていたのですから。

 

もう少し進んで、近世~中世を考えてみましょうか。農民の子は、農民になるのが当たり前の時代です。

ここでも「何をすべきか悩む」ことは、無かったはず。【生活のため】に、淡々と仕事をこなす姿が、思い浮かびます。

 

ところが今の時代は、【選択肢】の数が、一気に増えました。

もはや僕らは、何者にでもなれます。弁護士・建築士・会計士・・・ 努力しさえすれば、何者にでもなれます。

 

【無限にある】選択肢の中から、どれを選べばよいのでしょう?

どの選択肢も、魅力的にみえます。

 

もし、選択肢が3つなら? 自分の得意に合わせて、1つを選べばよいだけです。

「何をすべきか」、悩むことはありませんよね。

 

まとめると、

選択肢が多すぎて、何をすればいいか分からない

「選択肢が多すぎる」ことが、原因なのです。

 

この先は、「選択肢をしぼる」ことを、考えていきます。

 

選ばない”コスト”、考えてる?

【行動経済学】の本、『予想どおりに不合理』によると、

「選択肢を、失う」ことを、ぼくらは無意識に恐れます。

将来に備えて、選択肢を残しておこうとする性質が、人間にはあるのです。

 

ここに問題が生じます。

時間は限られた資源。

1つのことを「やる」と決めたら、他のことをする時間は、その分だけ失われます。【選択肢が失われる】のです。

 

  1. 何かを「やる」と決めたら、他のことをする時間が失われる
  2. ところが、僕らは「失う」ことを無意識に恐がる
  3. 何をすべきか、選べない

以上が、背後にある理屈です。

 

選択肢を失うことを恐れ、何も選べない

どの選択肢にも、魅力はあります。

選択肢が多すぎて、「何をしたらいいか分からなく」なっているのです。

 

英語、プログラミング、会計、統計学、、、

「これからの時代、○○を勉強した方がいい!」みんな口々に唱えます。

世の中は「やるべきこと」で溢れています。

だけど、何もかもはできません。だって時間は限られているから。

 

選択肢を残しておくと、すべてを中途半端にするリスクも抱えます。

「どれか1つに絞っていれば、何者かになれたのに・・。」いつか後悔することになります。

TOEIC600点、プログラミングは文法を覚えただけ、簿記3級取得・・・ では、仕事は来ません。

それより「英語」1つに絞って、TOEIC900点取った方が、はるかに評価されます。

 

「時代に合わせて、変化する者が生き残る。」

よくあるお説教です。たしかに、正しいかもしれません。

 

ただ、「何者にでも変化できるように、「別の道」を常に用意しておく」ことにもなります。

選択肢の維持に、必要以上のコストをかけてしまい、すべてが中途半端になるリスクも抱えるのです。

 

何もかもはできません。

選択肢は、絞らなければいけません。

 

・・どうやって?

 

【何をするか決める】には?

choiceqimono / Pixabay

 

選択肢をしぼる方法を、考えましょう。

結論からいえば、ありきたりですが、【好きなこと】を見つけるしかありません。

【無限にある】扉から、いくつかを選ぶには、「正しさ」を拠り所にすることはできないのです。

 

ルールを作る

選択肢を絞る方法として、「ルールを作る」が考えられます。

『エッセンシャル思考』は、ここにフォーカスしている本です。

 

現代はチャンスが多すぎるから、ルールを作ることで、あえてチャンスを減らす

「○○をやるべき!」という他人の声に惑わされないためです。

 

例えば、ルールの順守を徹底しているのが、ミニマリスト。

今の時代は、モノで溢れています。

彼らは「モノを持たない」というルールに徹底して従うことで、選択肢を絞っているのです。

 

どうやって、ルールを作る?

ありきたりですが、【やりたい事】を見つけるしかありません。

「正しさ」を基準に、ルールを作ることはできないからです。

 

世の中はめまぐるしく変化しており、10年後を予測することはできません。将来から逆算して、「やるべきこと」を探すのは不可能です

 

選ばない【言い訳】は、いくらでも見つかります

  • AIに仕事を奪われるかも
  • 10年後には役に立たないかも

不確実な世の中。将来から逆算して、「正しい」ことをするのは難しいのです。

選択を先延ばしにしてきた結果、「何をしたらいいかわからない」状況になったのを、思いだしてください。

 

「正しさ」を拠り所にすることはできません。

「何をしたいか分からない」人は、おそらく「正しさ」を基準にしているのだと思います。

 

そこで「正しさ」を基準にするのを、やめましょう。

自分の「やりたこと」を見つけてください。

 

・はい。「ありきたりな」話ですよね(笑)

多くの人が、言及してきたことです。

ビジネス書を開けば、同じことが、何度も書かれています。

でも「多くの成功者が言っている」からこそ、これが正解なのです。

 

・・ただそう言われても、「やりたいことが見つからない」のが、現実だと思います。

どうやらココに、あなたの悩みの、根本的な原因があるらしい。

多くのビジネス書では、「好きなことをやれ!」と言いますが、「好きなことの探し方」は曖昧にしていますよね。

解決策は、次の見出しで。

 

ーまとめー

  1. 【やりたいこと】を見つける
  2. それを基にルールを作る

 

「何をしたらいいかわからない」の【解決策】

solutionAbsolutVision / Pixabay

 

話をまとめます。

  1. 選択肢が多すぎるため
  2. 「何をすべきか」分からない

これが今の状況です。

 

【選択肢をしぼる】必要があります。

でも、正しさを基準にすることはできません。

変化が激しい現代、「何が正しいのか」は誰にも分からないからです。

 

【選択肢をしぼる】方法は、

  1. 「やりたいこと」を見つける
  2. 「他の選択肢」に惑わされないように、ルールを作る

となります。

 

・・ではどうやって①「やりたいこと」を見つけるのでしょう?

「何をしたらいいか分からない」の解決策は、ここにあります。

 

僕は書評ブロガーです。「皆さんにピッタリな本を紹介する」のが、僕の役割。

今回も1冊ご紹介します。「やりたい事を探す」のに役立つ本、『直観と論理をつなぐ思考法』です。

本の中では、「自分の声」を取り戻すためのトレーニングが紹介されています。

 

「何をしたいかわからない」人に、ピッタリな本。

「好きなことをやれ!」としか言わない本とは、一線を画す良書です。

総合評価
読みやすさ
オリジナリティ
情報量
納得感

 

■「何をしたらいいかわからない」を解決するための、【具体的】な方法を教えてくれる。

■現代に存在している、4つの思考法を教えてくれる。そのうち、筆者が薦めるのは「ビジョン思考」。4つの性質を理解しておけば、他人の声に惑わされることが無くなる。

■言葉やロジックだけでなく、絵とイメージを使って考える方法も教えてくれる。

 

湯川あやと
湯川あやと

本気で悩んでいるなら、時間をとって本を読んでください。


記事公開日(2019/07/30)では、「Kindle Unlimited」の読み放題サービスに含まれています。

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